日本では茶玩という名前が一般的になっている紫砂などで作られた小さな置物です。中国語では「茶宠（茶寵）」といい、茶壺同様コレクション価値の高い品物として知られています。茶玩は、中国で縁起物と考えられているものがほとんどです。茶玩にはユーモラスな造形のものも多くあり、お茶の席を囲む人たちとの場を和やかにする効果や、文化的な息づかいをそれとなく伝える効果もあります。



これは各々異なる急須を手に持って寝そべりながらほほ笑んでいる男の子と女の子のペア茶寵です。ふくよかな顔やほほ笑む生き生きとした表情、そして可愛らしくおしりを突き出した様子は、思わず茶席を囲む人々にも明るい笑顔をもたらしてくれるでしょう。



こんな二人を見ていると物語が見えてくるようです。



中国の小さな男の子と女の子、リンとユーは、幼い頃から茶器に魅了されていました。小さなお茶碗や茶杓を手に取り、興味深く触っていました。ある日、リンとユーは祖父母の家でお茶を飲む機会がありました。祖父母はお茶の優雅さと伝統を重んじており、リンとユーにお茶の淹れ方を教えました。最初、リンとユーはお茶の作法に戸惑っていましたが、祖父母の技術を興味深く見ていました。茶葉を選び、お湯を注ぎ、茶碗に注ぐ...お茶の香りが部屋に広がり、リンとユーは感動しました。毎日練習するうちに、リンとユーはお茶文化に慣れていきました。祖父母と一緒にお茶を楽しむことは、彼らにとって特別な瞬間でした。お茶は単なる飲み物ではなく、心を落ち着かせ、人々を結びつけるものだと感じました。リンとユーは成長するにつれ、お茶に対する知識を深め、自分だけの茶道具を集めるようになりました。茶碗、茶杓、急須...それぞれの道具には物語があり、リンとユーはそれを大切にしていました。そしてある日、リンとユーは自分でお茶を点ててみました。祖父母の教えを思い出しながら、丁寧にお湯を注ぎ、茶葉を入れて茶碗に注ぎました。その瞬間、リンとユーはお茶の魔法にとらわれたように感じました。お茶文化はリンとユーにとって大切なものとなり、お茶を通して祖父母との絆を深め、心を豊かにしていきました。



仕様：長さ13cm、高さ7cm、幅5cm　

材質：高品質紫砂

ハンドメイド

専用箱付。