ユーロビンテージのモーターサイクルコート。
レザーのタイロッケンコートとも言えるかもしれません。
ボタンは元々ない仕様でベルトのみでグルっとまとめて羽織るクールな一着です。

肉厚のレザーはおそらく牛革ですが、古いホースハイドのような香りも感じます。この手のレザーコートはグリーン系の色が多い印象がありますがこちらは嬉しい黒革です。


裏地も鈍いシルバーのサテンとベージュのコットン生地との切り返し、抜かりありません。

古い物がお好きな人なら感じてもらえるかもしれませんが、古いレザー物特有のステッチです。分厚いレザーを細い糸、且つ細かいピッチで縫ってます。とても雰囲気があります。

タグは一切ありませんが40~60'sくらいのアイテムかと思います。アイディアとしては40sくらいのもので、軍実物かと言われたら微妙なところですが、いいものであることは変わらないと思います。


古いレザーです。
数えきれないステッチの切れやキズがあります。
古いレザー特有のにおいもあります。
しかしながら、実用可能なコンディションであること、ベルト等の欠品がないこと、とても貴重な一着です。


size：表記無し
肩幅：ラグランの為、計測不可
身幅：約60cm
着丈：約106cm
袖丈：約43cm(脇下から)


170cm/50kgの自分には大きかったですが、この手のアイテムとしてはかなり日本人向けのサイズ感です。
オーバーサイズで着れなくもなかったですが、やはりこの手はジャストめにかっこよく着たいですよね。
是非ともコートに着られない、かっこいい紳士に着て頂きたい一着です。


第二次世界大戦／バイク部隊／ドイツ軍