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出品番号No.692

2～4客のいずれでも販売します。

1️⃣以前に完品を4客出品しました。
今回のお皿はキズ(欠け)がありますが、普段使いには問題ありません。
さらに金継ぎなどされると、よみがえるかと思います。

2️⃣江戸時代後期の、お月見(つきみ)兎の皿です。
すべてが手書きです。

欠けが4客全部に、1ヵ所だけあります。
5～8ミリほどで、4客全部が縁にあります。

ヒビは4客ともありません。

3️⃣見込みに書かれた兎が、振り返って月を仰ぎ見ています。

兎をはっきりと真ん中に書いている皿は、古伊万里の中では、確かこの皿以外は見たことがありません。

4️⃣全面にちりばめた丸文様が、なんとも可愛く、皿全体から楽しい雰囲気が伝わってきます。
昔、思わず手にして買ってしまいました。

5️⃣よく見ると、丸文の中に漢字が書いてあります。

「東」「海」「福」「如」「玉」「堆」「金」そして「ノギヘンに青」という字。
江戸時代に、今も通じるこのような字が書かれていたのです。

6️⃣残念ですが、私にはこれらの字が何を意味するのか分かりません。
ひとつずつの字なのか、あるいは熟語として意味があるのか？
どなたか教えていただきたいです。

いずれにしても、頭のいい画工が書いていることには間違いないと思います。

7️⃣裏側は、花に弦、高台内には「大明万暦年製」。
そして、この皿の大きな特徴は、
「櫛(くし)高台」ですね。
高台に櫛歯のような模様を書いています。
櫛高台は、あの最高級磁器と言われる「鍋島焼き」に使われています。
鍋島焼と同じ櫛高台というところがとても興味深いですね。

このように、おしゃれでモダンなデザインの絵柄でありながら、高級感も味わえるとても不思議な魅力的な逸品と言えます。

8️⃣以前に同じ絵柄の皿を出品していますが、それは、櫛高台ではなく、さらに高台内の文字は大明成化年製でした。

9️⃣サイズ　　　直径15cm
　　　　　　　高さ3.5cm

*ぜひ、私のプロフィールをお読みください。
ヒビ、欠け以外の汚れや傷みをお気になされる方は、ご購入をお止めください。

*古いもの、骨董アンティークにご理解していただける方のご購入をお願いいたします。　　(4)780002109