広瀬誼彦
第壱百参拾貮号　昭和40年
松・ローズウッド

広瀬ギターの源流と言える誼彦氏と博彦氏が、
同様モデルを製作していた時代の作品です。

この頃は庶民にも手の届き易い手工品という立ち位置で、松/メイプル構成の渋い雰囲気を漂わせたギターをメインに製作していました。　

出品のものは、この頃から徐々に作り始めた
松/ローズウッド構成の作品です。

トップの松は単板に近い性質の軽い合板で、
サイドバックはローズウッド合板のようです。
当時の上位モデルにあたり、指板には硬質な（縞）エボニーが使用されています。

状態は、割れはありませんが全体的に細かいキズや使用感があります。
ペグ新調や指板歪み調整、弦交換はしてありますので、現状すぐに使っていただける状態です。
音色はメイプル系モデルよりも重厚な感じです。

広瀬ギター初期の貴重な松/ローズウッドモデル　第壱百参拾貳号　広瀬誼彦作　　昭和40年
をどうぞよろしくお願いします。

弦長 ：645mm
ナット幅 : 51mm
弦高 :12フレット 6弦4.2mm 1弦3.5mm
ネック :やや順反り

ギターのみの出品で、プチプチと段ボールで梱包しての発送を予定しています。

種類···クラシックギター