ジョンストン＆マーフィーの上級ラインであるアリストクラフトのウィングチップです。
MADE IN U.S.A.の表記が確認されますので、おそらく大塚製靴やREGALの製造よりも以前、1970年代から80年代にかけて生産されたヴィンテージと思われます。

サイズ
印字が消えてしまったのか表記がありません。こちらは中古で取得の際、25.5から26.0cmとして販売されていました。私は普段革靴では25,5cmを多く使用していますが、購入して実際に履いたところ、一回り小さめで24.5から25cm位のサイズ感でした。
素人計測で、長さ286×幅105mm、内部長さは261mmです。クラシカルなシルエットなので捨て寸は少なめかと思います。

状態
アッパー
全体的に使用感があります。キズは致命的なものはありませんが、小キズは多数あるとお考え下さい。当初ワックスをかけていましたが、除去した写真を追加しています。
靴紐を取ると右足タンの革に多くシワが見られます。個体差によるものと思われますがご留意下さい。
内部
使用感があります。またソックシートのロゴは片足に僅かな文字が確認され、ロゴから辛うじてアリストクラフトとMADE IN USAの文字をご確認いただけるかと思います。
また、右足の側面に破れがありましたので、薄く梳いた山羊革でパッチしています。
左足上面タンの根元にライニングが未処理のまま露呈しているのが19枚目の写真でも確認できますが、手前で縫製されてますので脱ぎ履きで破れることはないと思います。
底面の大きな汚れはありません。

ソール
ベージュのハーフソールを施しています。元のソールに穴はありませんでした。リフトはオリジナルで多少の減りは見られるものの、交換が必要なほどではありません。ソールは曲げてみるとそれなりに反るので、革自体は固まってないと思います。ただ小さくて履けなかったので、着用での状態はお伝えできません。

状態は文面と写真でご判断お願いいたします。
また、わずかですがホコリっぽい臭気が感じられます。鼻を近付けないと気付かない程度ですが、こちらも併せてご承知おき下さい。
外箱や付属品はありません。