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5枚セットでどうぞ。
以下、5種類の古銭の説明をします。
★文久貨泉・・文久貨泉(ぶんきゅうかせん)
本来は表に【文久貨泉】、背に【當百】【半百】の文字がある鉄銭で、文久2年（1862）に仙台藩領の東磐井郡鳥海村で発見されました。
文久山と名付けられた鉄山において、山内通用銭として発行されたと言われています。
㊟これはレプリカ品ですのでご了承ください。

★至道元宝(しどうげんぽう)行書体
中国の宋代（960〜1279）の995年から鋳造された銭貨。
北宋（960〜1127）の太祖が宋元通宝を鋳造し、太宗の時代に太平通宝、淳化通宝、至道元宝を発行してのち、おおむね改元ごとに、その年号を記した銭が鋳造されました。
当時、貨幣需要が大で、鋳造技術の未熟な諸外国では、宋銭を輸入して、この欲求を満たしていました。このため北宋末期から宋の銅銭流出は盛んで、南宋（1127〜1279）になると、ますますこの傾向が進んだため、南宋末期には貿易縮小、また禁止による流出防止政策がとられました。
※同じ銭銘でも大きさや書体にばらつきがあります。

★正徳通宝(ショウトクツウホウ) 脊 聖旨金牌(セイシキンハイ)
表と脊に、龍と鳳凰の紋印がされた福銭です。

★駒曳き銭の吉田牛曳(びき)・大型で 福銭。背無 です。

★(肉厚絵銭福銭) 駆邪降福(くじゃこうふく)
邪気を払い、五毒を減らして福を招く絵銭です。
邪気を追い払い、五毒を倒す銅貨にはさまざまなバージョンがあります。
※中国で「端午の虎、五毒を踏みつける」という言葉はよく知られています。 五毒とは、ムカデ、サソリ、クモ、ガマ、ヘビのことで、強い精力をもった恐るべき存在を意味します。 それらを平然とふみつける虎は、魔を追い払い幸福をもたらすと考えられています。

㊟以上全てに真偽鑑定はしておりませんので、写真をご覧になり、ご自分で判断して下さい。

古銭絵銭：No2594