[完成品] １／４８スケール フジミ模型製

日本海軍 九九艦上爆撃機 １１型

愛知航空機製

空母『瑞鶴』搭載爆撃隊 真珠湾攻撃爆撃隊 (昭和16年12月)

模型サイズ ： 全幅 ： 250mm 全長 ： 195mm 全高 ： 83mm

フジミ模型製の１／４８スケールのプラモデルを組立、塗装しています。塗装は主にエアーブラシによる吹付塗装です。塗装色は機体上下面が海軍明灰白色、カウリング部は海軍カウリング色です。プロペラは表面が銀色、裏面がつや消し黒色です。主翼前縁の黄橙色味方識別帯はこの時期にはまだありませんでした。 模型はあくまでも素人が趣味の中で製作したものです。仕上がり具合は画像にてご判断願います。尚、非常にデリケートな商品なので、発送する際には細心の注意をを払って梱包を致しますが、輸送の途中で部品が脱落したり、折れたりする事もあるかも知れません。出来れば御自身で接着等簡単な補修が可能な方の入札をお願い致します。



[九九式艦上爆撃機11型について]

日本海軍では『艦上爆撃機』は空母艦載機で敵艦や敵地軍事施設に対しての急降下爆撃を任務とする機体です。九九 式艦爆に搭載された250kg徹甲弾は敵艦の厚い装甲板を貫通し爆弾は艦内で爆発します。この模型のように陸上施設を攻撃する場合には250kg陸用爆弾を搭載します。九九 式艦爆は緒戦は目覚ましい活躍をしました。真珠湾の戦闘では戦艦アリゾナを撃沈したのは本機の戦果です。米軍調べで爆撃の命中率は実に47.7%と算定されています。 その後の空母『翔鶴』、『瑞鶴」の九九式艦上爆撃機隊はインド洋作戦の大活躍をし、次の珊瑚海海戦では、両艦の九九式艦上爆撃機隊の活躍は目覚ましく、空母レキシントンを撃沈、空母ヨークタウンを大破、自力航行を不能にした。(この後ハワイに曳航され突貫で修理が実施され、そのあとのミッドウェイ 海戦に参戦した。そして空母飛龍の艦爆隊の命中弾を受け大破し、航行不能となり、その後に日本の潜水艦の雷撃により撃沈された。) 九九式艦上爆撃機はその後も、南太平 洋海戦における空母ホーネットの撃沈、ソロモン海戦でのエンタ－プライズ大破等の多くの戦果を上げた。しかし、鈍速であるがた めに敵機に捕捉されて撃墜される被害か大きく、後半は成果が上がらなくなっていたが終戦まで運用されていた。