八幡神（女神）一体

木尾、白山神社の八幡神です。

大きさ＝高さ12.8cm、幅9.2cm、奥行き4.7cm

頭が斜めに向いた女神像ですが、円空さん髪際（額の髪きわ）を彫り間違えて眉等が変な具合になっていますので正面を向いた像に模刻しました。



神像一体

円空さんの神像は多少姿に違いがあるのみで背面の墨書き名で体を表しており、天照大神、白山妙理大権現、八幡大菩薩、浅間大菩薩、、、等々、マルチに活躍されます。衣文下には節があります。節にも精霊が宿るとの概念が古くからあり（例、熊野速玉大社・国宝、夫須美の女神）円空さんも節を精霊とみていたのでしょう。

大きさ＝高さ18.3cm、幅7.5cm、奥行き3.3cm



材は桧、柿渋、Ｗａｘ仕上げ、背面は少し丸く檜皮を剥いだ痕があります。弁柄塗り台（材は栂）が各々附属します。

※柿渋、弁柄塗りとは古来より防腐・防水・防蟻等に使用された塗料で近年その良さが見直されており円空仏でも使用されています。

お手入れは乾燥した柔らかい布にて願います。

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※寸法には多少の誤差がございます。

※掲載写真は実際の色と違いがあります。

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