山征かば
逗子八郎 著
中央公論社刊。
昭和17年11月5日再版発行。

山の紀行であるが、著者は歌人でもあり新短歌運動を推進した。
歌も随所にある。
また、昭和17年という特殊な環境下でもあり、当時の風潮を表しているという意味において貴重な資料でもある。
当時の日本最高峰は、富士山ではなく新高山です。

見返しに著者の署名があります。(写真参照)
函は傷んでいます。
天、地、小口に経年によるヤケ、しみ、汚れ等があります。
表、裏、背表紙とも経年による汚れやヤケがあります。
中のページに線引きや書き込み等はありませんが、68年前の古書であることをご理解いただける方のご購入をお願い申し上げます。