戦時下で発行された、通称バナナノート、バナナマネーです。
四半世紀前にシンガポールで入手したものです。袋に入って保管していたので経年劣化している部分もあります。必要な方にお譲りします。
状態は写真からご判断ください。あくまでも人の手に渡った中古品です。神経質な方はご遠慮ください。

日本政府が発行したドルは、 1942年から1945年にかけて、大日本帝国の占領下にあったシンガポール、マラヤ、北ボルネオ、サラワク、ブルネイで使用されていた通貨の一種である。この通貨は、10ドル紙幣にバナナの木の模様が描かれていることから、非公式に（軽蔑と嘲笑を込めて）バナナマネー（マレー語：duit pisang ）とも呼ばれていた。日本ドルは、以前の通貨が不足した占領地で広く使用されていた。この通貨は、その前身である海峡ドル、マラヤドル、サラワクドル、イギリス領北ボルネオドルと同様に、「ドル」や「セント」と呼ばれていた。

紙幣幣
通貨（ドルとセント）は、戦争遂行に金属が不可欠であると考えられていたため、紙幣のみで発行された。紙幣には、ドルとセントの通貨名の使用など、以前の通貨に共通していたいくつかの特徴が残っているが、それぞれの通貨記号（$と¢）は使用されていない。ただし、紙幣に使用されている言語は英語と、紙幣の下端にある日本語のみに縮小された。マラヤ、シンガポール、ブルネイ、サラワク、北ボルネオでの流通を意図した紙幣には、「マラヤ」の「M」で始まるブロック体の文字が刻印されている。