ショパン「別れの曲」〜練習曲（全27曲）
／横山幸雄（ピアノ）

ショパン

練習曲集 作品10
1 第1番 ハ長調(2:01)
2 第2番 イ短調(1:17)
3 第3番 ホ長調「別れの曲」 (4:25)
4 第4番 嬰ハ短調 (2:02)
5 第5番 変ト長調「黒鍵」(1:39)
6 第6番 変ホ短調(3:41)
7 第7番 ハ長調(1:27)
8 第8番 ヘ長調(2:28)
9 第9番 ヘ短調(2:10)
10 第10番 変イ長調 (2:07)
11 第11番 変ホ長調(2:29)
12 第12番 ハ短調「革命」(2:32)

練習曲集 作品25
13 第1番 変イ長調「牧童」(2:22)
14 第2番 ヘ短調(1:52)
15 第3番 ヘ長調(1:56)
16 第4番 イ短調(1:40)
17 第5番 ホ短調(3:23)
18 第6番 嬰ト短調 (1:55)
19 第7番 嬰ハ短調 (5:43)
20 第8番 変二長調(1:08)
21 第9番 変ト長調「蝶々」(1:01)
22 第10番 ロ短調(4:16)
23 第11番 イ短調 「木枯し」 (3:39)
24 第12番 ハ短調 (2:42)

3つの新練習曲
25 第1番 ヘ短調(1:39)
26 第2番 変イ長調 (1:40)
27 第3番 変ニ長調(1:48)

横山幸雄(ピアノ)



ショパンのピアノ作品全曲演奏会が大評判になっている若手ピアニスト、横山幸雄の ショパン・シリーズの第3弾として録音されたのが、この 「練習曲集」全7曲。横山は1990年に開かれた第12回ショパン国際ピアノ・コンクールで、日本人男性ピアニストでは最上位の第3位入賞を果たし、その際、審査員を務めたかのアシュケナージをして、「彼はいいものを持っている」と称賛せしめたほどの逸材。この「練習曲集」は、横山の21歳の時の録音だが、勢いのある華麗なテクニックと、ショパンへの 共感に満ちた歌心は、まるで『東洋の真珠のような輝き」に溢れ、古今の名手たちの録音に勝るとも劣らない出来映え。これは、21世紀を担う大器が綴った青春賦だ。