虎鎛　鋳銅製の置物

出品のため開封しました。未使用ですが木箱入りの状態で長く保管していたものです。ご理解の上、ご購入ください。

「虎鎛」は、泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)が所蔵する住友家収集の中国古銅器の中の逸品で、西周中期(紀元前約九百年)に作られたものです。

これは楽器の鐘の一種で、文様は饕餮文と呼ばれ、 当時の中国古銅器に盛んに用いられた代表的なものです。

両側と両面中軸に稜飾りがありますが、前者は虎形を透かし彫り風にしたものを二個ずつ、下向きに並べており、後者は鳳形を呈しているのが特徴です。

実物は高さが43.9センチ、重さ14.1キログラムありますが日展審査員 小林尚珉氏に依頼し、これを置物向きに作製して頂きました。

本体サイズ
　高さ　約12.5cm
　横　　約10.7cm
　奥行 約7.7cm
　重量　　約510g

箱サイズ
　高さ　約14.2cm
　横　　約11.0cm
　奥行 約9.3cm

#株式会社尚工舎
#小林尚珉