働きすぎのアメリカ人―予期せぬ余暇の減少

ジュリエット・B. ショアー

定価　2760円



目立った傷汚れは、ありません。 Photo13に、示すようにカバーが一部破れています。痛みやすい四隅等をPhoto9〜18に撮りましたので、ご参照願います。 枚数の制限があるので、全部 写真に撮りきれない場合があることをご了承願います。



過度に状態を気にする方は購入をお控え下さい。

傷など確認はしておりますが、見落とし等がある場合がありますのでご理解ください。



ジュリエット・ショアー

1955年 アメリカ合衆国生まれ

現在ハーバード大学教授 国連世界開発経済学 研究機構研究顧問



目 次

日本語版への序文

序文 >

普及版序文



第1章 働きすぎのアメリカ人

専門家たちの予測の誤り

家庭内労働と市場労働

ジョーンズ一家に負けるな

労働と余暇



第2章 時間の圧迫一ヵ月余分に働く

時間の圧迫に関する諸理論

賃金のためにもっと仕事をする

家庭における時間の圧迫

非自発的余暇不完全就業と失業



第3章 「働きづめの生活」 資本主義と労働時間

資本主義とむしばまれる余暇

賃金労働者の労働時間の増大

サラリーマンの自由時間

時間短縮のための開い

戦後期の労働時間の増大



第4章 家庭における働きすき

主婦の労働時間の不変性

基準の高度化とサービスの拡大

家事に関するバーキンソンの法則 低コスト労働

家事の非能率の永続性

家事の今日と明日



第5章 働きすぎと浪費の悪循環

破綻するまで買い続ける

「働きすぎと浪費」は中流階級の悩みの種である

欲求不満の創出

資本主義のリスかご

消費主義の落とし穴

「働きすぎと浪費」循環の諸原因

「働きすぎと浪費」の社会的性質

ホモ・エコノミクスの危機



第6章 リスかごから抜けだすために

「働きすぎと浪費」の悪循環を断ち切る

消費主義を克服する

余暇時間の価値

余暇を蘇らせるために



付論

A 横ばい状態の戦後の労働時間——一九四八~六八年

B 私たちの推定結果とミシガン大学 およびメリーランド大学の推定結果の比較

C 市場労働時間の推定方法

D 家事労働時間の推定



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