「摘録　断腸亭日乗」（岩波文庫）
永井 荷風 /磯田 光一 / 竹盛 天雄
定価: ￥ 1046 + ￥ 1001
◆二冊とも第一刷です。
　小口などに薄いシミあり

永井荷風 磯田光一 竹盛天雄 本 国内文学／小説・物語 西遊日誌抄 日記 関東大震災 大逆事件 満州事変 二・二六事件 東京大空襲 初版

永井荷風（1879―1959）は38歳から79歳の死の直前まで42年間にわたって日記を書きつづけた．断腸亭は荷風の別号，日乗とは日記のこと．岩波版全集で約3000ページにのぼるその全文からエッセンスを抄出し読みやすい形で提供する．この壮絶な個人主義者はいかに生き，いかに時代を見つづけたか．（解説＝竹盛天雄）
付録：西遊日誌抄

読む者を捕えてはなさぬ荷風日記の魅力を「あとを引く」面白さとでもいおうか．そういう日記の，ではどのあたりが最も精彩に富むかといえば，その一つとして戦中の記事をあげねばなるまい．なかでも昭和20年3月10日の東京大空襲にはじまる5ヵ月間の罹災記事は圧巻である．昭和12～34年を収録．（解説＝竹盛天雄）

【作品概要】
『断腸亭日乗』は、著者永井荷風による日記形式の文学作品で、彼の生活や思索を描写しています。上巻と下巻の2冊セットで、文学愛好者にとって貴重な資料となります。

【著者について】
永井荷風は、明治から昭和にかけて活躍した日本の作家で、独特な文体と深い洞察力で知られています。彼の作品は、当時の社会や文化を反映しており、今なお多くの読者に影響を与えています。

【購入のメリット】
この2冊セットは、文学研究や日本文化に興味がある方にとって、非常に価値のあるアイテムです。日記形式の作品は、著者の内面を深く理解する手助けとなり、文学の楽しさを再発見することができます。

- タイトル: 断腸亭日乗 上
- タイトル: 断腸亭日乗 下
- 著者: 永井荷風
- 出版社: 岩波文庫

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