柴田錬三郎 著/真田幸村-真田十勇士・中里恒子 著/中納言秀家夫人の生涯

・池宮彰一郎 著/受城異聞記・古川薫 著/閉じられた海図　の4冊セットです。

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真田幸村-真田十勇士・・・家康を最も恐れさせた男、真田幸村。彼の下には忍者・猿飛佐助や霧隠才蔵、石川五右衛門の一子・三好清海入道らをはじめとする十勇士がいた。忍術、智略、奇想天外の戦いで徳川方を苦しめるが、豊臣家と共に滅びへの道を辿り、大阪夏の陣へ―。戦ありエロスあり、奔放自在な柴錬の筆が迸る伝奇ロマンの傑作。



中納言秀家夫人の生涯・・・前田利家の四女に生まれ、大閤秀吉の養女となった豪姫は、幼馴染の若き武将・宇喜多秀家に嫁ぎ、その前半生は、幸せに満ちていた。しかし、関ケ原の戦いに敗れ、秀家は、孤島八丈島に流され、お豪はひとり加賀の地に移り住んだ。「もうこれ以上の底はない」二人の永い埋れ木の日々が始まる…。戦乱の世の男女の悲運と愛の絆を哀切に描き、その孤独の時間の中に、人間の幸福、人生の意義を追求した長篇歴史小説。（「BOOK」データベースより）



受城異聞記・・・加賀前田の支藩、大聖寺七万石に下された非情の幕命。厳冬の北アルプスを越えて高山陣屋と故城の接収に向かった生駒弥八郎以下二十四名の運命は…。表題作ほか、勇将福島正則の一代記「絶塵の将」、お役目も家も捨て狡猾きわまる悪党を追う同心の執念を描く「けだもの」など全五篇を収録した珠玉の短篇集。

（「BOOK」データベースより）



閉じられた海図・・・石見国浜田藩は6万石の小藩ながら、老中職に就く藩主松平康任がワイロをばらまき、藩の財政は困窮していた。その穴埋めのため、藩は海商会津屋八右衛門に密貿易を命じた。八右衛門は国禁を犯して、ルソン、ジャガタラへ渡って交易をする。浜田藩の興亡を賭けた男の凄絶な生涯を描く長篇歴史小説。



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