（大江健三郎往復書簡）「暴力に逆らって書く」
大江健三郎 著　朝日新聞社
2006年10月30日　第1刷発行
朝日文庫　385頁
発行時定価：770円+税（現在、品切れ）

※ やや黄ばみがあるように感じます。（3番目の写真をご覧下さい)。
※ また一部にコーヒー(？)跡が見られます。
※ 線引きや書き込みはありません。
※ 内容（往復書簡）に興味ある方はご検討下さい。

◎ 昨今の状況（新冷戦そしてパレスチナ問題）を考えれば、やはり読まれるべき一冊と言えるでしょう。

◉引き続く戦争やテロ、差別、子どもの暴力、深刻な危機にある地球環境──解決されそうにない困難と狂気がおおう時代に、いかに想像力を恢復することができるのか。ギュンター・グラス（独）、マリオ・バルガス＝リョサ（ペルー）、スーザン・ソンタグ（米）、鄭義（中国）、アマルティア・セン（インド）、ノーム・チョムスキー（米）、エドワード・サイード（米）ら世界の知識人11人と交わした、深い思索の軌跡。

◉ 私が機会を求めては国外に出て聞き取ろうとした知識人の声には、様々なトーンの違いこそあれ、共通する確信がありました。それは『近き未来は困難であり暗いが、遠い未来では解決可能であり明るい』というものです。（大江健三郎）

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