本当に必要とされるプロダクト。

デザイナーや建築家、エンジニアや起業家たちの、アイデアと良心から生まれたデザイン・イノベーション実例集。

革新的な作品を集めて、2007年、スミソニアン/クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館において「残りの90%のためのデザイン展」が開催された。本書は、その記録である。



「世界を変えるデザイン――ものづくりには夢がある」

単行本 – 2009/10/20

シンシア スミス (著), 槌屋 詩野 (読み手), 北村 陽子 (翻訳)

¥2200



世界の全人口のうち、90%近くは、当たり前の製品やサービスに、まったくといっていいほど縁がない。

この人々の生活を良くするには、何が必要なのだろうか。



実際に人々のライフスタイルを改善する、具体的な製品が必要。

シンプルだが、考え抜かれたデザインは、人々の生活を大きく変える。

豊富な写真と示唆に富むエッセイを通じて、世界に残されたさまざまな問題のリアルな姿と、「デザイン」と「ものづくり」の大きな可能性が見えてくる。



目次

デザイン革命とその可能性

世界に広がるデザイン―貧困に終止符を；

残りの九〇％のためのデザイン）

デザイン・プロジェクトの現場から

畑から作られる燃料；

収入を得るためのキックスタート；

ワン・ラップトップ・パー・チャイルド

子供一人にラップトップ一台）

安定的で再生可能な農村部エネルギー

水を転がす

スラム地域のソーラー・キッチン

命を守るトウガラシ・フェンス

リープフロッグを起こす―

グローバル・イノベーションのためのデザイン戦略

カトリーナ家具プロジェクト

取り残された人々から学ぶこと―

真の公共建築のためのマニフェスト

すべての人に聴覚を

ポットインポット・クーラー）

残りの９０％のためのデデザイン展　

展示品の紹介（

デザイン・イノベーション実例集

農業・食糧；水；保健・医療；

穴式便所用ドーム型スラブキット；

パーマネット；ソーラーエイド；

ジャイプール義足および下肢用義足　ほか））





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