〈商品の説明〉
「柳宗悦展」暮らしへの眼差し　図録 2013年
松本市美術館ほか全国巡回展
（松本市美術館のリーフレット付き）

※柳宗悦は、朝鮮陶磁器の美しさに魅了されるとともに、無名の職人の手による工芸品の美を見出した人。 日常生活における美の発見と創作をなした人。

大正14（1925）年に民衆的工芸を意味する「民藝」という語を作り、民藝運動を開始した。 それを皮切りに、数々の展覧会や各地への工芸調査や蒐集、旺盛な執筆活動を展開していった。

「木食仏」木像が、明治政府の廃仏毀釈により、各地でないがしろにされたり、捨てられたりしているのを嘆き、全国から「木食仏」木像を救い、世間に仏の信仰と仏像の大切さを広めた。

また、李氏朝鮮の美しい生活家具、生活用品を発掘収集し、日本に伝えた。
「白樺」という雑誌を創刊し、白樺の藝術仲間たちと、生活美学の運動を繰り広げた。

※プロフィール
柳宗悦（やなぎ むねよし
1889年（明治22年） - 1961年（昭和36年）
日本の美術評論家、
生活思想家
宗教哲学者
社会思想家
民藝運動の主唱者
柳宗理（インダストリアルデザイナー）、柳宗元（日本文化史）、柳宗民（園芸家）ら、柳宗悦の子息たちは、それぞれの分野で第一人者となり、大活躍した。