★生活ごよみ 春の巻　美しい日々、心くばり　 講談社
昭和61年　第一刷発行
監修:千 宗室 / 千 登三子
定価: 5,800円

茶道教授をしていた母の収集本です。茶室で経年しました。

気になる点は、
・一部ページの張り付き直し跡（写真あり）

・小さな汚れ、黄ばみ

（写真で例示したものは、一番気になった箇所を選んで出しています）



それ以外の大部分のページは、ほぼきれいですので、上記を気にされないのでしたら、古書・中古品ではありますがご活用いただけますと幸いです。

以下、本書の説明です。

■伝えたい。
お茶の心に学ぶ三六五日の生活作法。

・自然になじみ、四季と暮らす知恵
・人・物を大切にする心
・見立て 応用の発想
・心くばりあるもてなし
・思いやりある言葉づかい
・美しい立居振舞い
・知っておきたい日本のしきたりと常識

裏千家の指導・協力

■春の巻の内容

〈早春〉
二月五日 立春　春浅い季 とき
梅をたのしむ 真行草の花入に椿 上げ松葉 大炉

二月十九日ごろ●雨水　春一番の候
さより あいなめ 針魚と鮎並の一汁三菜
摘草料理 クロッカス 満作

〈仲春〉
三月三日・桃の節供
雛の釜 雛祭のもてなし

三月六日ごろ●啓蟄 水温む季
春衣 春燈 春眠 春の風邪
桃の花 辛夷、木瓜を雑器に
独活、三葉で微醺の酒肴
暁の茶事

三月十二日・お水取

三月二十一日ごろ 春分
菜の花、蒲公英、董
紫雲英の花あそび草あそび
菜の花ちらし 彼岸の精進料
理　ぼた餅 卒業の祝い膳

三月二十八日 利休忌

〈晚春〉

四月六日ごろ・清明――――霞たつ季
桜狩花見 花どきの食卓
桜鯛の料理 筍づくし 花見 のだて たけのこ
弁当 野点「花に寄せる会」
かいどう こでまり 海棠、小手毬を生ける

四月八日・仏生会(花祭り)

四月十八日ごろ●穀雨 春深い候
桜草、雛菊の押花霞草、
バラなど洋花を和風で贈る
すきぎがま ろふさき 透木釜 炉塞 正午の茶事