○Performer's Reprints(Sclesinger：新編集版）表紙(良好 )；本体(良好)；書込等(なし；[#939]



　レオポルド・ゴドフスキー（1870-1938）「ピアニストの中のピアニスト The Pianist of Pianists」と呼ばれる。コンサート・ピアニストとしての活動を開始したのは、僅か10歳の時。フランツ・リストの下で勉強しようと思うが、リストの死を知り、パリへ赴きサン＝サーンスと親交を結ぶ。特別の仲だったセルゲイ・ラフマニノフからは、“V.R.のポルカ”を献呈されている。

　ゴドフスキーは、他の作曲家のピアノ小品に基づくパラフレーズで最もよく知られている。それらの作品は、精巧な対位法的処理、豊かな半音階的和声により極限まで昇華される。この分野でのゴドフスキーの最も有名な作品は『ショパンの練習曲に基づく53の練習曲』。対声部の導入、技巧的パッセージの右手から左手への転換、左手独奏用編曲、2曲の同時演奏など様々な手法を用いて、27の練習曲をそれぞれ編曲している。Sclesingerの新編集版。



○原曲：Ｏｐ．１０－１１～Ｏｐ．２５－３; Ｓｔｕｄｉｅｓ　Ａｆｔｅｒ　Ｃｈｏｐｉｎ’ｓ　Ｅｔｕｄｅｓ



・購入後未使用。扉のある書箱で保管のため状態は良好です。