向田理髪店 = Barber Mukouda

奥田 英朗

光文社
2016年初版
定価:1500円+税

<サイズ>
縦…約19.5センチ
横…約13.5センチ
厚み…約1.8センチ
253ページ

奥田英朗さんは直木賞受賞作の「空中ブランコ」を読んで以来気になっていた作家さんです。

題名を見て、地域の人々のオアシスのような理髪店のお話かな…と手に取りました。

「過疎」の問題や「介護」問題、「世代のギャップ」等々…私たち高齢者の常日頃の思いが詰め込まれていて興味津々読み進めました。

とても身近に感じられる登場人物の造型で、深刻な問題もユーモラスな筆致で読ませる手腕はさすがでした。

お薦めの一冊です。

▲やや手擦れ感がありますが、割合きれいな状態です。
▲P167に１センチ大のシミがあり、P168にもうっすら写っています。(最後２枚の写真)

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