STH社は 1980年代の初期 Orvis のプレゼンテーションとしてラインナップされていたリールをOEM生産していたメーカーで 当時では高価な製法である アルミ塊からの削り出しで造られていて CFO より上位の価格設定でした。

当時から HARDY 党の私が 原宿のあるショップで見かけ、店主とのやり取りで 上記の「うんちく」を聞き及び 思わず購入しましたのは 当時のF F マンの性でしょうか•••　使ってみての感想は流石だなと思いました 精度の高さと質感から ORVIS社が OEM で依頼していたのも頷けます。



重量∶130g(ライン含む)　径∶本体 72mm スプール径 77mm 高さ∶80mm



40年ほど前に購入した物になりますが 使用頻度も低く美品の部類と思います ディスプレイケースにて保管しております。

ウルトラの DT-4F が巻いてあり劣化もなく反転使用もしておりませんので充分ご使用いただけると思います。この時代のフライ道具には味わい深さと職人の意気込みを感じます　ご理解頂ければ有り難く思います。

輸入品しか手に入らなかった70年代　ブランドに憧れた時代から少しは「本当に良い物」を理解させてくれたコレクションです。