①オン・エア
※ライナーノーツにインタビュー付

毎回アルバム収録曲の多くがタイアップ曲となる矢野顕子が80年代に"お題拝借"してから手掛けたオリジナルのCM曲ばかりを集めた92年傑作企画ベスト盤。

当時初CD化の①②から大ヒット曲③や名曲⑦など最高の選曲で聴きたい初期名曲は殆ど網羅されており、各曲のクオリティーも歌の表現力も、そして凄腕バック陣の恐ろしいほどの切れ味の演奏も素晴らしく、超超豪華メンツで、ほとんどの曲にYMO(細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一の3人＋大村憲司)メンバーが参加。

②のコーラス/編曲: 山下達郎、③編曲: YMO以外は全て坂本龍一との共同アレンジ。
そして①③④⑨⑪⑫の作詞は全盛期の糸井重里！

ボ～ッとTVを観ている時、彼女の声が流れてくるとふっと和む優しい声の肌触りは、幸せを感じる数秒間であり、もっと長くその気分を味わいたいというコンセプトによる素晴らしい企画盤。

②ゴー・ガール

91年の『LOVE LIFE』以降、サウンド面のサポートをしてきたジェフ・ボヴァが共同プロデュースを務め、アルバム全体を通してピアノの音があまり前面に出ず、ギターやシンセ、打ち込みなど、普段本人が好んで聴くエレクトロニック主体の音作りがベースとなり、大きく印象が変わってファンの間では賛否両論となった99年個人的には大好きな傑作18th。

歌＋ピアノのシンプルな魅力を知ってしまったコアなファンからは不評だったが、4thや5thなど80年半ば頃までのYMOカラーが強い曲やアレンジが好きなファンやエレクトロ系のDJ達には絶賛された快作！

前向きに生きることを励ますメッセージに溢れた歌詞や内省的な言葉の連なりも新境地を感じるが、ずっと変わらない心地よいメロディにのった彼女の丁寧でやさしい歌声はじっくり味わえる仕上がりです！

友への思いが胸に沁みる⑫は、ジャズ畑で独自の音楽を追究するギタリスト=ビル・フリゼールの曲に矢野顕子が歌詞をつけた最高カヴァー！


◆ケースに若干の擦れはございますが盤面は良好で目立った傷みは無く自宅のCDコンポでは問題なく再生出来ております

◆あくまでも自宅保管の中古品ですので細部まで状態にこだわる方はご購入をお控え下さい

◆状態は画像をご参考にご確認をお願いします