真田広之の SHOGUN がアメリカで大ヒット！
日本の本物の時代劇や大河ドラマに、今世界の注目が集まっています。

現在放映中のNHK大河 『光る君へ』の平安時代（1000年頃）と、『SHOGUN』の戦国時代（1600年頃）の間、室町時代（1400年頃）が本作の舞台。
人が、情や雅 から、軍略・奇策 のリアルに移行して行くないまぜの時代です。


京都を東西真っ二つに裂いて起こった 応仁の乱 は戦国時代の始まり。
主人公は、財政を司る有力者伊勢家の庶子・新九郎。本来ならば、歴史の表に出られるような身分ではなかった。家族に政争に翻弄されながら、度毎に自分が自分らしくあろうと努めた先には…。

大河ドラマと違って、偉人ありき といった誰かをデフォルメした筋書きがなく、人間の個性を平等に描いているのが特徴的。現代人にしかわからない、ギャグが閑話休題として挟まれるのも、緊張し過ぎず楽しい。
新九郎の目を通して、戦国初期の中継映像を見ているような、構えない臨場感があります。

歴史好きも、苦手な人も是非一読あれ！


４巻以降初版。
定価:13,101円

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