値下げしました。昭和後期、45年前に大正生まれの祖母、祖父が無理をして呉服屋で揃えてくれた物。おそらく型友禅に手で刺繍、金糸刺繍や金あしらい、袖の厚さや生地の良さからも40万円以上したかと。
袖や後ろ衿等々、丸に蔦の葉のちいさめの5つ家紋、染め抜き日向紋が入っており、最も格上の礼装用として拵えたそうです。
半世紀近く前のものですが、生地の痛みや色褪せ等も見られず、隅々まで丁寧な手縫いの縫製と良い生地で状態はとても良いかと。
今までに2回短時間着用、その後都度クリーニング済み。
無臭防虫剤と共に新品のたとう紙に包み、2階和ダンスにて保管。
出品にあたり晴天時二日間陰干し済み。

生地も衿や袖から表、裏地共に二重に重ねて縫製されているようです(写真5〜7、17、18枚目参照)
別ページで出品中の名古屋帯(但し名古屋帯は喪服以外略式の帯との事)や帯締めとも合うと思いますので、同時購入の際は送料分お値引きできるかと。
その場合、事前にコメント願います。
また黒留袖でワンピースや日傘(留袖一着で傘2本分程度の生地があるそうです)、ブックカバーやバックなど小物に仕立て直しても良いかと。
以下おおよその平置き素人採寸です。
肩身丈　149cm 衿　11、3 衽　15 前幅　24、5 袖丈　50、3 袖幅　33、3 袖口　21、5 袖丸み　1、5cm
繰越　2、5cm 裄　64 後ろ巾　27、4cm

長期自宅保管品にご理解の程よろしくお願い致します。
折り畳み発送予定です。