2015年NHK大河ドラマ”花燃ゆ”は、吉田松陰の末妹　文(ふみ)が主人公のドラマで井上真央が、そして、楫取素彦は、大沢たかおが演じました。この他のドラマのキャストは、添付写真6から確認下さい。
花燃ゆの第一部、松下村塾に入塾した高杉、久坂、入江、吉田の四天王、維新後に活躍した伊藤博文、山縣有朋らの志士達の世話に明け暮れた文の姿が描がかれています。松陰が、浦賀沖に停泊中の黒船で渡米の企だてに失敗し、野山獄に入れられました。松陰がいない松下村塾を楫取らが引き継ぎます。楫取は、松陰の片腕として信頼も厚く妹の寿(ひさ)を嫁がせます。優香が演じました。楫取素彦は、1867年小田村伊之助から改名しました
一方の末妹•文は、松下村塾の四天王の一人の久坂玄瑞と結婚しますが、京都御所の禁門の変で自決したため、未亡人になります。
花燃ゆの第二部、明治になり、楫取は明治9年に、初代群馬県令となり、生糸産業と教育と女性の解放に貢献します。
生糸の直接輸出するため、アメリカに商社を作ろうと志しのある青年実業家の新井領一朗に渡米の援助しました。
そして、渡米の挨拶に訪れた時、妻の寿が、紫色の布に包まれた細長いものを渡して、涙ながらに言ったのです。
“これは、兄松陰の形見です。この品には、兄の魂がこめられています。その魂は、兄の夢であった太平洋を渡ることによってのみ安らかに眠ることができるのです”と
35cmの国富という銘の入った美しい短刀でした。
病弱だった寿は、死を覚悟し兄松陰の形見をこの青年に託したのです。5年後、43歳の若さで亡くなります。感動的なシーンでした。
楫取は、その後、未亡人だった、寿の妹の文と明治16年に再婚します。楫取は、松陰の妹二人と結婚することになりました。
渡米した、新井領一朗は、成功を収めます。
孫娘の春/ハルは、駐日大使を務めたライシャワーのハル夫人です。

大河ドラマ　花燃ゆ から10年経ちますか、この2冊の本を見ると、当時のシーンが、よみがえってきます。

•吉田松陰と妹•文 洋泉社発行 定価838円＋税
•楫取素彦読本　楫取素彦顕彰会編　群馬県庁
　売店で数百円で購入(一般書店では購入不可)

本の目次、記事の抜粋は、添付写真から確認下さい。

2冊とも書き込み、折り目、黄ばみはないです。

720円から600円にします。

御検討をお願い致します。