柳川さげもん祭りに【さげもん】と一緒に、這い這い人形も出品しています。



柳川では女の子の初節句に飾り、我が子の成長を願い飾っていた人形です。今では懐かしいと思われるみたいです。昔はお布団も準備し一緒に飾っていました。

柳川のひな祭りは派手で、私の娘が生まれた時は七段飾り、左右に7×7の大きな柳川さげもんを二つ飾り、さらに、その横に這い這い人形とお布団などを飾っていました。

昔の這い這い人形は今回の分より一回り大きくて、それに伴いお布団も大きく、住んでいた借家の座敷がお飾りでいっぱいになってました。記憶では、横に3段の台を準備して飾ってました(私の娘の話)。

私の初孫には小さなお雛様を作ってあげて神社の方でお祝いをしました。今では大きすぎる飾り物は大変だと娘が言うので形は変わっても親心は伝えていきたいものです。この作品は見ていただけるだけで嬉しいです。一つの記憶としての思い出でした。



這い這い人形・・・赤ちゃんが成長していく姿をあらわしています。

布団・・・・・・・・・・・寝る子は育つをあらわしています。



どちらも赤ちゃんから子どもへの成長を見守るもので、すくすく育つ飾り物として作られていました。顔は87歳の母の手書きです。職人として25年過ごし、2023年の85歳で金賞をいただき今では趣味で作っています。伝統を引き継ぐために娘の私は老眼とともに日々精進しています(#^.^#)



這い這い人形(中)の大きさ

縦の大きさ／約25cm　横の大きさ／約10cm　高さ／約10cm

座布団の大きさ／約25cm✖約25cm



※梱包は丁寧に緩衝材シートでつつみ、新しいダンボールに入れてお届けいたします。



☆最後までご覧いただきありがとうございました。お子様がすくすく成長されることを願っております。



《柳川雛祭り実行委員会より》

　縁起物を吊るして、初節句の女の子の幸せと健康、無病息災、良縁を願って飾る【さげもん】。親から子へ子から孫へ受け継がれ、地域みんなで初節句を祝う風習が今なお続き、心温まる思いやりと地域の絆を大切にしています。