ポスト構造主義以後の現代思想を牽引してきたイタリアの知性が、共同体と民主主義をめぐる問いの再定礎に挑む。〈なんであれかまわないもの〉と〈取り返しのつかないもの〉から発出する、政治哲学の鍵が開示される。高名な〈ホモ・サケル〉シリーズに先立つ代表作を新装版で再刊する。【2012年8月刊の初版本は黄色い本文用紙に墨色のインクで刷っていましたが、新装版では白い本文用紙に墨色で刷っています。】