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「村上春樹スタディーズ 1」

栗坪 良樹 / 柘植 光彦

定価: ￥ 1800

僕と鼠の記号論－二進法的世界としての『風の歌を聴け』（前田愛）

アメリカ文学と村上春樹－または、春樹とアメリカン・バブルの香り（畑中佳樹）

村上春樹『風の歌を聴け』（小森陽一）

作品構造から作家論へ-村上春樹（柘植光彦）

死、復活、誕生、そして生きることの意味－村上春樹『風の歌を聴け』（米村みゆき）

一九八〇年のノー・ジェネレーション－村上春樹の世界 １（川本三郎）．村上春樹の「風景」－『１９７３年のピンボール』（柄谷行人）

無徴の有徴化－羊とジーンズ（青木保）

感応・官能のオブジェ－『羊をめぐる冒険』の「耳の女」（日高昭二）

村上春樹論－〈羊〉はどこへ消えたか（関井光男）

羊をめぐる冒険－ミメーシスされる〈物語〉（今井清人）

『風の歌を聴け』『１９７３年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』四部作の世界－円環の損傷と回復（中村三春）

都市感覚という隠蔽－村上春樹（笠井潔）

アメリカ・中国、そして短編小説－もうひとつの“村上春樹ワールド”（黒古一夫）

解説（栗坪良樹）

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