☆4冊セット
【著者:山本周五郎】

◼︎内容紹介◼︎
〈ちいさいべこ〉
人間はどこまで人間を宥しうるかの限界に真正面から挑んだ野心作『ちくしょう谷』など、中編の傑作4編を収録する。

〈ひとごろし〉
藩一番の臆病侍が、上意討ちに名乗り出た！　“武家もの”から“こっけいもの”まで傑作短編十編。

〈あんちゃん〉
女であるにもかかわらず男だと偽って育てられた者の悲劇を追った『菊千代抄』。ほかに『思い違い物語』『七日七夜』『ひとでなし』など、人間をつき動かす最も奥深い心理と生理に分け入り、人間関係の不思議さを凝視した秀作八編を収録。

〈花匂う〉
愛か、友情か。幼馴染と親友との三角関係を描いた表題作など、人生の機微を描く名品十一篇。

◼︎著者◼︎
山本周五郎(ヤマモト・シュウゴロウ)
（1903-1967）山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。

☆こちらは古本です。商品の状態を必ず写真でご確認頂きご納得頂いた方のみご購入下さい。