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こちらは
「八甲田山死の彷徨　新田次郎　著」………１冊
です。

状態はずいぶん前に購入し、読んだ後は扉のある本棚で保管していました。外カバーの角の部分のスレや少しのキズがあるくらいで、中身につきましては、汚れや破れ、書き込みなどもなく非常に綺麗だと思います。
詳細は画像がすべてですので、そちらでご確認下さい。


【作品の内容】

日露戦争直前の1902年（明治35年）に、ロシアとの戦争に備えた寒冷地における戦闘の予行演習として、また陸奥湾沿いの青森から弘前への補給路をロシアの艦砲射撃によって破壊された場合を想定して、日本陸軍が八甲田山で行った雪中行軍の演習中に、参加部隊が記録的な寒波に由来する吹雪に遭遇し、210名中199名が死亡した八甲田雪中行軍遭難事件を題材にした山岳小説です。

フィクションですので、事実と相違している部分もありますが、人間が勝てるわけのない大自然の脅威や、雪の中のなす術のない様子がまるで見てきたかのように描かれているため、とてもリアルに感じられる作品です。


「八甲田山死の彷徨」
新田 次郎
定価: ￥ 590

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