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世代を超えて語り継ぎたい戦争文学

佐高 信 / 澤地 久枝

定価: ￥ 1700

20240817-443

出版社 ‏ : ‎ 岩波書店

ISBN-10 ‏ : ‎ 4000236849

ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000236843



内容説明

艦内でいじめにより自殺した少年、人間性を破壊する「軍隊」という組織、息子の遺体をずぼんのベルトでしか確認できない原爆直後の広島の状況、人生を自らの選択で選べなくなること、愛する人に手を伸ばすことができない瞬間―。戦争を知らない世代へ、戦争を知る人びとはいったい何を伝えようとしたのか。二人の案内人が導く戦争文学への旅。



目次

五味川純平の章

鶴彬の章

高杉一郎の章

原民喜の章

大岡昇平の章

幸田文の章

城山三郎の章

取り上げたかった作家たちの章



著者等紹介

澤地久枝［サワチヒサエ］

ノンフィクション作家.1930年生まれ.敗戦で旧満州から引き揚げ.雑誌編集者,五味川純平氏の資料助手をへて,現職.『妻たちの二・二六事件』,『密約』,『滄海よ眠れ』,『発信する声』, 『希望と勇気, この一つのもの』 など著書多数.「九条の会」よびかけ人.



佐高信［サタカマコト］

評論家.1945年生まれ.高校教諭・経済誌編集者をへて,現在,『週刊金曜日』発行人.『城山三郎と久野収の「平和論」』,『貧困と愛国』,『佐高信の政経外科』シリーズ,『経済小説の読み方』,『政治原論』,『日本国憲法の逆襲』など著書・編著書多数.「憲法行脚の会」よびかけ人.



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