PENN BATTLE III 8000です。
小笠原に行って、磯場で一度使用しただけなのですが、置きキズが結構あります。スプールエッジにはキズありません。PEは6号を巻けるだけ巻いてます。ラインはそのままつけておきます。残念ながら魚はかけてません。巻き心地は新品時と変わらないです。構造がシンプルなのでメンテナンスもしやすいです。離島遠征にどうですか？軽量化で犠牲にされがちなタフネスという魅力がこのリールにはありますよ！

■仕様
ギア比　 4.7:1
糸巻き量　310m / 0.46mm
285m / 0.48mm(PE8号くらい)
210m / 0.56mm(PE10号くらい)
自重　 786g
ドラグ　　13.6kg

■ローター
シマノやダイワリールに慣れている方は、最初の巻き始めは重く感じると思います。重く感じる原因は、ギア部の厚いグリース、金属製のローター、および頑丈なアルミ製ベイルワイヤーになります。しかし、巻き始めた後はローターの慣性モーメントが働くので回転フィーリングは軽やかに感じます。巻き始めが重く感じるデメリットはありますが、ファイト中の高負荷な状況においては、ローターアームの曲がり、屈曲がないため、巻き上げトルクは最高です。タフネスはここにある！

■ハンドルノブ
バトル2には無かった半球ゴム製パワーノブは全体的なリール操作感の改善に役立っています。

■ギア
ピンオンギアとドライブギアは真鍮製です。これらはCNC機械加工で作成されています。バトル3の低い番手のドライブギアはアルミニウム合金製となるため、高負荷なファイトを想定するのであればこちらをオススメします。高負荷時の滑らかさは真鍮製の方がよりソフトな巻き心地になります。耐久性も高いです。

■ボディ
本体は金属製です。正確にはアルミニウム合金の鋳造です。

■スプール
アルミスプールです。

■防水
海水がリールに侵入した場合、6つのステンレス製のシールボールベアリングは簡単に腐食しませんが、必要に応じてメンテナンスをしてください。釣行毎にリールを真水で洗い流すだけでも大きく寿命を伸ばすことができます。