【ディープインパクト / 宝塚記念 / 2006年 / 現地購入的中馬券】


11年ぶりに京都開催となった第47回宝塚記念。

この年の宝塚記念は、阪神競馬場が改修工事で使用できなかったため、京都競馬場での開催となりました。

本来なら競走馬にとって最大の目標となるはずの春のグランプリも、ディープインパクトにとっては凱旋門賞へ向けての負けることの許されない戦い。

例によって単勝オッズ1.1倍の断然人気。

ディープインパクトにも、そのパートナー・武豊騎手にも気負いはありませんでした。

「これまででいちばんリラックスしている。馬の気持ちに任せよう」 その言葉通り、道中は縦長になった隊列の後方から2番手、ゆったりとした脚取りでディープインパクトは走ります。

3コーナーの坂から気配は一変。

スピードに乗ったディープインパクトは前方の各馬を次から次に交わし、先行勢を射程圏内に捉えて直線へと向かいます。

逃げたバランスオブゲーム、好位でレースを進めたダイワメジャーが懸命に粘り、京都得意、道悪得意のナリタセンチュリーが猛然と脚を伸ばしました。

しかしそれらをまったく寄せ付けない末脚で突き抜けたディープインパクト。

懸念された稍重の馬場も、まったく問題なし。

いつものように飛んでみせて、最後は4馬身差、武騎手がゴール板の手前で拳を握り締めるポーズを見せたほどの余裕の勝利でした。

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予めご了承ください。

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