1800年代後期、王冠栓ボトル登場前のハッチンソンボトルを紹介いたします！

現在も馴染みがある王冠栓ボトルは、20世紀初頭から使用され始めましたが、19世紀のボトルはまだコルクや陶製の蓋を使用するものが主流でした。

そんな中、上記が世代交代する少しの間登場して消えたのがこの、ハッチンソンボトルです。
このボトルは、完全な手作業によるブローパイプメイド、口部が丸くずんぐりした作りになっており、金属のタブ先にゴムが付いた特殊な蓋を使用していました。
その蓋の姿や構造が船などのハッチににていることから、"ハッチンソンボトル"と呼ばれるようになります。

同ボトルは、主に炭酸飲料向けに使用されましたが、ゴムの匂いが風味を損ねたり、蓋や瓶の洗浄コストが高かったりという理由で10年足らずで姿を消したと言われています。

本品はJALのエンボスがある、ユニークなデザインのボトルです。一見日本航空！？と思ってしまいますが、JA.LOMAXというボトラーの愛称で、1800年代にシカゴでジンジャーエールボトルを中心に作っていたようです。

米国ボトルコレクターがよくやる白いペイントがあり、エンボスが際立ってます。また、大きな気泡跡があり歪な形状ですが、時代を感じるブローパイプメイドの良い味が出ています^^

この機会にぜひどうぞ！

【詳細】
仕様：ハッチンソン
カラー：ライトブルー
年式：1800年代後期
ショルダー:JAL TRADE MARK REGISTE○○ JA.LOMAX 1416&18 CHARLESPLACE CHICAGO THIS BOTTLE MUST BE RETURNED GINGER ALE JL
サイズ:H 約165mm W 約65mm
状態:首、胴部に大きめの気泡跡あり、傷、汚れ、擦れ、曇りあり

【注意事項】
・本品はアンティーク品の為、年代相応な傷や劣化がございます。(検品し判明した傷、汚れ等は極力特記します)

・上記商品説明は、当方のコレクション経験と資料調査を基本とし、個人的な趣味で調べた出品者による見解です。

・その他ご不明点は購入前にご質問ください


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種類···瓶
素材···ガラス