現代思想　Revue de la pensée d'aujourd'hui

2002年2月臨時増刊号

総特集「プロレス　-Pro‐Wrestling-」

青土社,約300ページ

定価1500円



・プロレスと社会　〈過剰〉の滅亡（ターザン山本＋香山リカ）

・ロープワーク、流血、反則　“一味の論理”とプロレス空間（ターザン山本）

・バチと出会い　馬場さんたちをめぐる短い考察（香山リカ）

・イノキの普通（村松友規）

・〈真実〉もまた消費されるのならば（松浦理英子）

・相撲と無知（佐々木正人）

・神々の演劇　プロレスと今日の悲劇について（澤野雅樹）

・「ほんとうの本物」 の問題としてのプロレス　プロレスの哲学的考察　（入不二基義）

・光を聴け！　声を見るな！（柿本昭人）

・プロレス社会学への招待　イデオロギーとテクスチュア（小林正幸）

・プロレス原風景への輝線（井上義啓）

・小人プロレスの憂愁（高部雨市）

・イルミョン：前田日明による前田日明（前田日明（・李淳馹））

・プロレスの割り切れなさに憑かれて（長与千種（・松浦理英子））

・歌人、プロレスを見る（林あまり）

・麻薬ストリップ　欲深き者達へ（大仁田厚＋菜摘ひかる）

・プロレスはプロレス　ボーイズはボーイズ（斎藤文彦）

・ポストコロシアム（？）なプロレス空間へ（東琢磨）

・リアルアメリカ　ＷＷＦの変容（町山智浩）

・「プロレスはプロレスである」　馬場と猪木の 「七二年体制」 を分かつもの（暮沢剛巳）

・〈カミングアウト〉と格闘の民営化　ミスター高橋に聞く（岩上安身）

・プロレス史の遠近法　耳をひきちぎる 「正統派」 プロレスラーについて（流智美（・澤野雅樹））

・スープレックスが見たいんだ！　プラトンのプロレス（佐藤善木（・澤野雅樹）

・もう一人の力道山たち（小泉悦次）

・女子プロレス　幻の十年　松永高司・小畑千代に聞く（小泉悦次）

・歴史は繰り返す　馬場と猪木の冷戦（三熊宏治）

・木戸修の髪型について（澤野雅樹）

・スカル・マーフィーと氷の刃（佐藤善木＋澤野雅樹）

・スネーク奄美と荒川真（佐藤善木＋澤野雅樹）

・回転体の男・桜庭和志（佐藤善木）



収録内容が多いため、フォントは大きくありません。

巻末の編集後記の数文字が霞んでいます。