若林 和
魚沢東君へ―ウリは同色面的人(トンスーミエンダレン)

他にも2000冊ほど出品中＝ 【 #そるてぃ書店 】
目次＝ #写真2枚目以降

毎度ありがとうございます。古本につき読書用とお考え下さい。
この他にも小説、思想書、人文書、エンタメ、SF、ミステリ、古雑誌など出品しております。 #二千二十三零八

【内容紹介】

朝鮮に生まれ、朝鮮に育った著者が、日本国の植民地化に対して朝鮮国を思う懴悔の記録。他国を凌駕して残るものは何だろう…。魚君、魚沢東君、君と別れて四十五年になるよ。今、朝鮮の人々に告げなくてはならない僕の思いのすべてを、君に捧げる。

第１章　名を奪う―日支事変から太平洋戦争へ
第２章　オールラウンド・プレーヤー
第３章　孝悌の国と忠義の国
第４章　近代化―主権は誰が手に
第５章　落ち目の太平洋戦争の中
第６章　判任官と国民学校一年生
第７章　ウリは又、軍事教官でもある
第８章　東京大空襲から原爆投下迄
第９章　植民地から解放＝独立の光復
第１０章　引き揚げ船と白毛女
第１１章　美しい朝鮮人と日本人

近代民主主義革命！それは世界の趨勢である。一つの主義、誰かが作った理想などに、全身を傾ける愚かさを、今は皆が悟っている。

目次
前篇　混沌と閃光（重ねて魚君へ―地球から宇宙へ思いをこめて；地球の危機と他の星へ脱出；生殺与奪―地球の王侯貴族　ほか）
中篇　主権をめぐって（神様が握っていた主権が人間の手に還る；天皇神権と国家主義；軍人勅諭と天皇の軍隊　ほか）
後篇　地球への責任　二十一世紀（初期の明暗・日本の民主主義；革命の胞子は播かれ育っている；日本の帝国主義・朝鮮、台湾、中国へ　ほか）

意欲を。皇国史観の種子を落せ。既得権による差別や支配―しかし人は誰でもこの地球に楽しく生きていく権利を持っている。

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