芸術新潮　1994年11月号　通巻539号



特集｜今こそ知りたい! 洲之内徹 絵のある一生



第1部｜洲之内 徹のいた風景

松山 − 愛憎ないまぜの故郷｜「スノさん」の松山｜池内 紀

新潟 − 六十代の青春｜漂泊の人と新潟の縁｜大倉 宏

東京 − "帰りたい風景"をさがして｜水面に映る風景｜関川夏央

スノウチの塗りつぶし − "美術批評"として読む洲之内徹｜丹尾安典



第2部｜懐かしの「気まぐれ美術館」名作選

思い続けた絵を得た喜び − 海老原喜之助〈ポアソニエール〉

絵を「盗む」話 − 鳥海青児〈うづら〉

これが靉光か! − 靉光〈鳥〉

片髭しかない猫の秘密 − 長谷川潾二郎〈猫〉

絵を洗う − 森 芳雄〈テラスの女〉

新婚の日々を刻んだ食卓 − 古茂田守介〈自刻愛用の食卓〉

二つの、衝動的で激情的な、若い才能 − 小野幸吉と高間筆子

チンピラの思想 − 柳瀬正夢〈薄暮〉

戦争ってそんなもんじゃない − 武田幸作の戦争画集

絵具代より安かった小泉 清の絵 − 小泉 清〈猫〉〈自画像〉

"絵の先生" 原 精一のこと − 原 精一〈仏蘭西人形〉

絵のなかの少女に惚れ直す − 安井曾太郎〈少女〉

あとがきは珠玉の掌編

「気まぐれ美術館」あとさき｜山崎省三



ART NEWS

おらが国の女神さま、大集合!! − 「女神たちの日本」展｜内藤 榮

どーなってるの? 新「日本画」 − 「日本画家の青春」展

描くだけじゃ物足りぬ!金山平三の"アトリエ芝居"

「没後30年 金山平三展」

盗掘者のパラダイスだった黄金郷シカン − 「黄金の都シカン発掘展」

扮してわかったレンブラント｜森村泰昌

「森村泰昌 − レンブラントの部屋」展



STARDUST

バングラディッシュのちゃりんこアート／平野甲賀／藪内佐斗司

清水登之／掛井五郎／円空／マッジ・ギル／曹 徳鉉 + 崔 在銀

アルフレッド・スティーグリッツ／草間彌生／今井俊満／和太守卑良



WORLD

エリック・フィッシュル／ジョン・チェンバレン／田辺光彰

ライル・アシュトン・ハリス／「ホロコースト・メモリアル」展

ユージン・ヴォン・ブルチェンハイン／ハンス・メムリンク展





表紙に軽微なスレ、ヤケ

本文に数ページ、折れがございます。