死活の急所に強くなる
五段突破の詰碁100
石田芳夫著
土屋書店　1991年10月第4刷発行
B6判　定価980円　222P

　外国の方と比較すると、対局判断は優れているが、部分的な戦いがちぐはぐになりがちと感じる。戦いの力をつけるには詰碁に挑戦するのが良い。
読む力が養われ、比較的やさしい詰碁を多く解いて、死活の基本や急所を目で覚えてしまうのが大切。
この程度の詰碁が理解できれば、五段の壁を突破できると確信します・・・著者

・著者はこの程度と言うが、結構むつかしい。


地を取ることは厚い
地取り戦法
趙治勲著　2005年4月初版発行
四六判　定価1,300円　222P

　地を取ることは厚い≒攻めにつながる≒勝ちにつながる・・そんな単純ではなく、相手の地を侵略し根拠を奪い、相対的に厚くする変化を考え、判断できる力を身につける必要がある。
囲碁の上達は、初段くらいで足踏みしていて、地道にやれば徐々に強くなるのではなく、あるひらめきで急につよくなる。そのきっかけとなってくれる本。
地を取ることが厚い、という著者の考えをアマチュア有段者に理解できる程度に分かりやすく説明してある一冊。


　経年のわりにきれいかと思います、写真をご覧ください。

　古書籍にご理解いただける方の利用をお願いします。