シベリウス

①交響曲第5番変ホ長調 op.82

②交響曲第7番ハ長調 op.105



ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

指揮:レナード・バーンスタイン



録音：1987年9月①、1988年10月②

　　　（デジタル／ライヴ）



20世紀最大のシンフォニストの一人、シベリウスは７曲の交響曲を作曲しました。その中でも最も充実した内容を誇る第５番と最後の交響曲、第７番を収録。バーンスタインは晩年の名コンビとなったウィーン・フィルとともにゆったりとしたテンポを基調としながら、表情豊かにフレーズを彫琢し、スケール感溢れる風格ある演奏を展開しています。



バーンスタインの個性がくっきり刻印された演奏です。ゆったりとしたテンポ、濃い表情、堂々とした風格……シベリウスの音楽の新しい魅を教えてくれる演奏です。ウィーン・フィルとの全集が完成されなかったのは残念です。(バーンスタインが晩年にウィーン・フィルと残したシベリウスは、1番、2番、5番、7番のみです。)



交響曲と名乗っていますが単一楽章で構成された抽象的かつ詩的な極地の第7番は特筆ものです。わけのわからない難解な曲ですが、この演奏はひとときの幻想を味あわせてくれます。聴く者を引き込んでいく魔力があります。心地よさを味わうにも最高の演奏である。録音状態も最高。カラヤンと並ぶ名演でしょう。バーンスタイン盤は、清らかさ、ほのぼのとした暗さに加えて、壮大さと音の厚みがあり、聴きごたえが半端ない凄さです。



国内盤、帯無し、プラケース少しすれあり

盤面少しすれありますが再生問題無し

オリジナルジャケット盤



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