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【詳細】

半村良 初版set 魔人伝説/死神伝説/人間狩り ノンポシェット 祥伝社刊



魔人伝説　平成10年2月20日初版 祥伝社発行

死神伝説　昭和60年8月1日初版 祥伝社発行

人間狩り　平成7年1月30日初版 祥伝社発行



魔人伝説

一九九九年初冬。新宿の超高層ビルの窓ガラスが、突如飛散した。それが、超能力少年大出敬の誕生の瞬間であった。美貌の女性、有力財界人、政治家…敬はサイコキネシスやテレパシーなどの強力な力を武器に彼らを思いのままに操り、政財界の頂点に駆け上がっていく。彼は世界の“魔王”となるのか?そして驚くべき真の目的とは。



死神伝説　

羽田に着いた嵯峨野の目の前で、老人が突然苦悶し始めた。似た事件が公園で、学校で続発し、救急車の出勤回数この日千件を超えた。大気汚染であった。東京は死神にとりつかれた…。一方、武藤は、六本木で声をかけられた年増美人とホテルで痴態の限りを尽くした。が、武藤だけでなく、この夜から青年も少女も快楽に狂い始めた。一体何が原因なのか。原因究明に乗り出した嵯峨野の行手に、恐るべき死神の罠が隠されていた…。



人間狩り

2030年、他民族雑居化が進んだ東京は、首都機能を失い犯罪の巣窟と化していた。そんな中、東京を脱出した者たちが「東北自治区」と呼ばれる日本人だけが暮らす独立国家を作った――自治区で行政官として治安警備を司る月岡耕司に、ある日、首長の家出した娘を捜索する命令が下された。彼女が無法地帯・東京に潜伏していること...



半村良

1933‐2002年。東京生まれ。都立両国高校卒。多くの職業を転々とし、1962年「収穫」で「SFマガジン」のコンテストに入選。『石の血脈』で星雲賞、『産霊山秘録』で泉鏡花賞、『雨やどり』で直木賞、『岬一郎の抵抗』で日本SF大賞、『かかし長屋』で柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞



【状態】

経年劣化により焼け、カバーにスレ、汚れは御座いますが、概ね良好です。



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