「ふだん使いの言語学 「ことばの基礎力」を鍛えるヒント」
川添 愛
定価: ￥ 1605
新潮選書
新潮社

目立った汚れなく、良い状態かと思います。

#川添愛 #川添_愛 #本 #語学／一般

「言った、言わないが起こるのはなぜ?」
「SNSの文章が炎上しやすい」
「〈忖度〉はどんな会話から生まれるのか」

……

すべての“かみ合わない"にさらば!
ありそうでなかった「言語学ドリル」

「言いたいことがうまく言えない」「思うように伝わらない」「相手の意図が分からない」……こうしたすれ違いはなぜ起こり、どうすれば防げる? 本書は、頭の中の〈無意識の言語知識〉を明らかにする理論言語学の知見を使い、単語の多義性や曖昧性、意味解釈の広がり方や狭まり方、文脈や背景との関係などを身近な例から豊富に解説。
日常の言葉のトラブルを扱った「あるある」な例題を解いていくうちに、〈文の構造を立体的に掴む視点〉が自然と身につき、言葉の感覚がクリアになる。今までありそうでなかった「言語学によることば案内」。

「今から来れる?」「ちょっと難しいですね」「誠心誠意対応します」……
「なんとなくの会話」で痛い目を見ている人、必見。
気鋭の言語学者による、おもしろ実践案内!

【内容例】
『タピる』と『タピオカを飲む』が同じ意味か違う意味かを調べるテスト
『タピる』には『私は若い』という意味が含まれるか?
笑える冗談と笑えない冗談の違い
「言外の意味」が伝わる(皮肉を理解させる、相手に忖度させる)ための条件
曖昧な言葉で生じるトラブルの回避法 など