「大学への数学スペシャル : 東大・東工大」
藤田宏・長岡亮介・長岡恭史、研文書院、定価1500抜
2001/11/30初版のもの。

黒大数の姉妹編、難問を集めたハイクラスの一冊。９６題の難問とその詳しい解説。文英堂の「理解しやすい数学」シリーズでお馴染みの藤田宏さんと、藤田ゼミ出身で「総合的研究　数学」という参考書の執筆者でもある長岡亮介さん、その弟君である長岡恭史さんという豪華な執筆陣！
〈目次〉
問題篇（文系・理系共通）
主に理系　極限ほか
解答・解説篇（文系・理系共通）
主に理系　極限ほか

藤田宏
1928年大阪市で出生。1952年東大理学部物理学科卒。1960〜1989年の期間、工学部講師・助教授（応用物理学科）、理学部教授（数学科）・学部長として東京大学において数学の研究教育に従事。1990年より明治大学理工学部教授（数学科）に勤務。放送大学客員教授および日本学術会議委員を兼務。日本数学会理事長、日本応用数理学会会長、日本数学教育学会顧問を歴任。教育課程審議会委員（前期）、ＩＣＭＩ（数学教育国際委員会）日本代表（前期）、教科書監修者（東京書籍）として数学教育に多年にわたり関与。大学への数学シリーズ発足時からの著者。

長岡亮介
「東大に入って最も良かったことの１つは藤田宏先生にめぐりあえたこと」ということで、「大学への数学」との出会いも、藤田ゼミ時代。技術的数学に飽きたらず、その意味を求めて「数学史と数学教育にさまよい込んだ」ということで、今では「趣味は数学教育」だそうです。東大や早大でも講義をなさっているので、先輩たちには、先生に習った人もいるかもしれませんよ！

長岡恭史
駿台予備学校教科専任講師から東進ハイスクール講師。若い情熱と誠実な教え方で、生徒の信頼と尊敬を集めていらっしゃいます。受験指導の現場を数多く経験した立場から"使いやすく""わかりやすい"「大学への数学」のために多くの提案を出して頂きました。なお、先生は長岡亮介先生の弟さんです。

☆古き良き、珠玉の叡智で生涯学習。ご隠居レトロ参考書シリーズ。

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