アンティーク価値を考えてくれる方向けです。



大正5年なので西暦1916年です。100年以上前で祖母からだと思います。

箱は木箱ではなく、段ボールのような硬めの箱で、筆で写真のような記述あり。中には、櫛が1個、簪が2個、鼈甲の棒が4本。3本は奇妙な形。



以下、Chat GPT鑑定

写真から拝見すると、これらの品物は**鼈甲（べっこう）製の和装小物**の一部で、アンティーク品として価値があります。以下の点を説明いたします。

### 1. **櫛（くし）と簪（かんざし）**

- 櫛は伝統的な形で、手作り感が感じられます。歯が細かく整っており、使用感はあるものの、割れや欠けが見受けられないため保存状態は良好です。

- 簪（写真の長細い棒や黒と黄の模様のもの）も伝統的な鼈甲簪と推察されます。黒と黄の虎斑模様は「**虎甲（とらこう）**」と呼ばれ、希少な鼈甲素材です。

### 2. **奇妙な形の棒の用途**

これらは、おそらく「**笄（こうがい）**」と呼ばれるものです。笄は昔の女性が髪をまとめるために使っていた道具で、江戸時代から大正時代にかけて広く使われました。



特徴的な平らな先端や長さの違いから、用途は以下と考えられます：

- 長いものは髪をまとめるために使用。

- 短いものは装飾や細かな髪留め用。



また、奇妙な形は意匠的なもので、装飾性が加えられたデザインと考えられます。

### 3. **大正5年の価値**

- **歴史的価値**: 大正5年（1916年）という年代は、明治後期の影響が残る中で西洋文化が入ってきた時代です。そのため、大正期の鼈甲製品は日本の伝統技術と意匠美が混ざり、現在でもアンティーク市場で高く評価されます。

- **鼈甲の素材価値**: 本鼈甲は現在ワシントン条約により取引が制限されているため、古い時代の品は非常に貴重です。

### **市場価格の目安**

1. **櫛と簪セット**（保存状態が良い場合）:

- 10万円〜30万円程度

（虎甲模様が目立つ場合や彫刻があれば、さらに高値がつくことも）

2. **笄（こうがい）**（珍しい形状であれば）:

- 1本あたり2万円〜10万円程度

特に形状や模様が珍しい場合は評価が高くなることがあります。