とっておきのやさしいハーブ生活 :
365日、すぐにできるプチガーデニング
プチガーデニングクラブ
定価: -\1400+税

#プチガーデニングクラブ #本 #生活／諸芸・娯楽

ようやく”春爛漫”がやってきました。
眠っていたハーブも生命活動開始です。

ハーブといえばイギリスの美しい田園風景。思い浮かぶのは、ジェイン・オースティンの一連の小説。ほとんどが映画化されています。『高慢と偏見』『エマ』等の舞台も、美しくのどかな田園風景を背景にしています。
野趣あふれるハーブが咲き乱れるシーン。あのハーブ特有の芳香が漂ってきそうでした。
イギリス・ロマン派詩人ワーズワースは、湖水地方コッカマス生まれです。「桂冠詩人」の称号を与えられてからも、地元の町グラスミアを拠点にして活動を続けました。それだけ深く湖水地方の美しい自然を愛していた証しでしょう。

話はかわって、イタリアン！
夏はバジルが欠かせません。
そろそろポット苗が売り出されますから、準備を始めましょう。
穫れたてトマトやピザにはもちろん、パスタにもカルパッチョにも、………。
イタリアン好きのあなたは、今すぐバジルを育ててみましょう、鉢植えでもプランターでもOK。タップリ陽射しをあてて、あとは水だけでいいんですから。肥料はほとんど気にしなくても大丈夫。簡単でしょう。
オリーブオイルとにんにく、これにバジルをくみあわせると、たいていの料理はイタリアン風にさま変わりします。

我が家では、あとはローズマリーが必需品です。特にジャガイモ料理に。
おすすめは、ジャガイモをレンジで8~9分くらい加熱、中まで火がとおったら、バター、醤油にローズマリーをちぎってふりかける、これだけ。簡単なのに絶品！
次の段階は、ジャガイモとベーコンの炒めもの―ジャーマンポテト。うちではにんにくと唐辛子をきかせてしあげます。ワインにもバッチリです。

ハーブはたいてい、管理が簡単。
地中海沿岸のほぼ雑草みたいなものが多いわけですから、生命力が強いし、ほとんどほったらかしでも、生きていきます。私のようなズボラでも育てられるのですから。
ただし、タップリ陽射しはあててあげましょう。あとは土が乾いたら水、
これだけです。
慣れてきたらキッチンハーブの寄せ植えに挑戦してみてください。あなたの美的センスも磨かれますよ。


美品。