「3・11慟哭の記録 71人が体感した大津波・原発・巨大地震」定価２８００円＋税。５４１ページ。
「内容」
3. 11大震災の生々しい体感，慟哭と彷徨，絶望から再起への想いを，宮城・岩手・福島27市町村71人の被災者が自ら書き下ろした“震災エスノグラフィ”。「人類史に残る記録」
【目次】
①大津波　ババのへそくり　泥の中─南三陸町志津川廻館　佐々木 米子
②ここは津波常襲地─南三陸町戸倉字波伝谷　後藤 一磨
③大川小学校で愛する娘を亡くす─石巻市旧河北町　狩野 あけみ
④妻や孫を呼ぶ声だけが谷間に谺する─石巻市北上町十三浜大室　佐藤 清吾
⑤大津波に何回も呑まれ意識を失う─石巻市北上町十三浜菖蒲田　千葉 五郎
⑥雄勝法印神楽をなくしてはならない─石巻市雄勝町水浜　伊藤 博夫
⑦おじいさんは大好きな海に帰ったんだ─石巻市渡波　丹野 宏美
⑧目の前を家もトラックも人も……─石巻市渡波　平塚 将人
⑨水産会社廃業の選択─石巻市魚町　斎藤　廣
⑩泥に「かな無実です」と刻む─石巻市湊　阿部 果菜
⑪地獄のなかの救命小舟─石巻市南浜町　奥田 裕次
⑫石巻は火と水と寒さ─石巻市日和が丘　遠藤 美千代
⑬避難所から消えた中国人研修生─石巻市南光町　熊谷 亜美
⑭「盗み」に入らざるをえない現実─石巻市貞山　成田 賢人
⑮数少ない病院の役割─石巻市山下町　亀山 富二江
⑯海水と泥と闘う毎日─東松島市赤井　佐々木 和子
⑱生きたまま焼かれる！─気仙沼市鹿折地区　加藤 弘美
⑲海を生き抜く信用取引─気仙沼市魚町　齋藤 欣也
「コメント」テレビでは語られない“３．１１“
重さ６００ｇ。厚み；４㎝


金菱 清 / 東北学院大学震災の記録プロジェクト

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