#理数系本



環境問題の「ほんとう」を考える

1500

山下正和

人間と環境、地球温暖化の問題、環境ホルモンの問題、オゾン層の減少、ごみの減量化とリサイクル、食糧不足の問題、水不足の問題、エネルギーの問題、森林破壊の問題、環境問題を科学的に考える



環境保護運動はどこが間違っているのか？

980

槌田敦

ウソを信じていてはあなたの善意がムダ。地球にやさしいと信じてきたリサイクルそして地球温暖化問題などにいかに多くのウソがあるかをエントロピーの世界的オーソリティが明らかにした環境問題に関心をもつ人にとって必読の名著



環境科学入門：地球環境問題と環境シミュレーションの基礎

2000

河村哲也

地球環境問題は空間的・時間的なスケールが大きく原因の発生から被害までの時間差が大きいのが特徴。現在の状況から未来を予測するのに最適な数値シミュレーションについて解説。物理的な視点で環境科学を考える





生命にとって酸素とは何か

生命を支える中心物質の働きを探る

860

小城勝相

全身の細胞にくまなく行き渡りエネルギーを供給する。まさに酸素は生命の活動力の源だ。だがひとたび活性酸素となればがんを引き起こし血管を傷め果ては老化を促進させる厄介な敵役でもある。そんな活性酸素のアグレッシブな攻撃性を生命は外部から侵入した細菌を殺す武器としても使っている。一筋縄ではいかない酸素と生命の複雑な関係を体内の化学反応の中心として捉え直す



生命はなぜ生まれたのか

地球生物の起源の謎に迫る

800

高井研

オゾン層もなく宇宙から有害光線が直接地表に降り注ぐ４０億年前の原始地球。過酷な環境のなか深海には地殻を突き破ったマントルと海水が化学反応を起こし４００度の熱水が噴き出すエネルギーの坩堝があった。その深海熱水孔で生まれた地球最初の生き続けることのできる生命がメタン菌である。光合成もできない暗黒の世界でメタン菌はいかにして生態系を築き現在の我々に続く進化の共通祖先となりえたのか。その真理に世界で最も近づいている著者が生物学地質学の両面から生命の起源に迫る



生命と地球の歴史

900

丸山茂徳　磯崎行雄

変動する地球と生命とは密接な関係をもちながら現在までの歴史を刻んできた。プルーム，プレートの両テクトニクスさらに分子生物学の最新研究成果が描き出す地球46億年生命40億年のダイナミックな変遷91088