出品のギターは、かつて長野県木曽福島にあった木曽鈴木バイオリンで製作された伝説のギター、ヒルビリーW-50です。製作は1970年代のようで、大きな躯体から圧倒的な箱鳴りを響かせることが特徴のギターです。残念なことに、1985年の木曽鈴木バイオリンの終焉により、今では見かける事がとても少なくなった貴重なギターです。

ギター材料トップは目の詰まったスプルース単板、サイドとバックは板目の美しいハカランダのスリーピース、ネックは硬いマホガニー、指板は硬いローズウッド、ブリッジは漆黒のエボニーのようです。

製作から半世紀近く経過し、全体的にトップを中心に傷や打痕がありトップの指板横に小さな割れがあって、前のオーナーが自分で塗装修繕しています。また試奏用の弦が張っていますのですぐに試奏していただけます。

ギター愛好家の皆さまには、スプルース単板とハカランダによる迫力に満ちた豊かな鳴りを実現する木曽鈴木が産んだ昭和の逸品、ヒルビリーW-50をどうぞよろしくお願いします。

全長：103.5センチ
弦長：64.9〜65.1センチ
弦高：約2.1ミリ 12フレット1弦
　　　約2.3ミリ 6弦
ナット幅：約4.3センチ
ボディ厚：約10.3〜11.6センチ
中古ハードケース付き

中古ハードケースにプチプチを巻いて梱包します。安全にお届けします。