デザイナーや、デザインを勉強している人に向けて、
一生役立つ「伝わるデザインの考え方」を解説した一冊です。

重要なのは、感覚よりも「段取り力」。
デザインにおける段取りとは、必要な情報をきちんと整理することで、
具体的な項目は、次の6つです。

・そのデザインの目的を決める
・引き出しを増やすためにリサーチする
・形を考える
・デザインに盛り込むべき情報を整理する
・世界観を検討する
・世界観を実現するビジュアル素材を用意する

これらの項目を考え、さらに「見える化」することで、
コンセプトがブレにくくなり、デザインが決めやすくなるのです。

本書では、10のテーマごとに、
それぞれの段取りを「見える化」した「ダンドリシート」を掲載し、
それをもとに作成した3つのデザインのアイデアを紹介。
どのようにすれば「正解」のデザインに辿り着けるのか、
具体的にイメージできるようになっています。

また、「きれいにデザインするコツは」「?書体は何種類使えばいい」?
「色を組み合わせてデザインするコツは」?といった、
よくある悩みについても取り上げ解説しているので、
困ったときにサッと引いて使うこともできます。

【目次】
CHAPTER1 伝わるデザインを作るためのダンドリのはなし
CHAPTER2 テーマ別 ダンドリ×デザイン実例集
CHAPTER3 デザインのお悩みQ&A