わたしのウェールズ、わたしの家 旅行作家が帰る場所 / ジャン・モリス 翻訳: 北野寿美枝 / 早川書房 ナショナル ジオグラフィック ディレクションズ)

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【内容紹介】

ひさしぶりに
大切な本に出会えた
C・W・ニコル（作家）
　　　　　　　　――巻末エッセイより

稀代の旅行作家ジャン・モリスが、祖国ウェールズとそこに生きる人々の姿、そし て、愛すべきわが家〈トレヴァン・モリス〉を語る。
＊
歴史を通じて異邦人による絶え間ない侵略を受けながらも、固有の文化・言語を守 りつづけてきたウェールズ。国際化が叫ばれる現代にあって、この地には誇り高い 愛国心が根を下ろし、詩的なウェールズ語の響きがこだましているのだ――著者の 家に招かれて、もてなしを受け、“ウェールズらしさ”とその意味を心ゆくまで味 わえる異色の紀行。

著者について
ジャン・モリス　Jan Morris
1926年生まれ。旅行作家。『香港』『ヴェネツイア帝国への旅』『スペイン』な ど、歴史に対する深い造詣に裏打ちされた旅行記を数多く著わしている。1953年、 エベレストの世界初登頂に成功した登山隊に同行し、取材記事を発表したことで知 られる。性転換手術を受け、その経験をまとめた著書『苦悩』も話題を呼んだ。

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